一番好きなヒロインは今回は奈々子の圧勝。と言いたかったんですが
どのヒロインもかなりレベルが高く、各個別ルートで魅力的な描写を
見せてくれた事もあって、かろうじて奈々子の勝利と言った感じです。
順番としては 奈々子>さつき=つぐみ>千夏>花穂 です。これだと
花穂がイマイチに見えるかもしれませんが、そうではなく花穂の出番が
全体的に少々少なかったのが原因です。本人の個別ルートでの、過去の
努力や想い。両親とのやり取りなど、見どころもいくつもあり、花穂の
新たな魅力を十分に引き出していました。ただ、それ以上に、さつきや
つぐみに千夏が魅力的に各個別ルートで魅力的に描写されていました。
それぞれ、過去と向き合い、互いの想いを確かめ合って新たな魅力を
描写出来ていましたので。それを上回ったのが奈々子ですね。いやー
彼女の最大の魅力は
ギャップ ですね。
美人で仕事も出来る年上の
お姉さんが年下の彼氏に際限なく甘える と言う。これが最大限に発揮
されたらもうね。お手上げです。可愛すぎます。本編でも中々良かった
ですが今回は極まった感じがします。サブキャラクターについては少々
出番が減りましたが、フルーティアの個性的な面々や、学園での同級生
などの魅力的なサブキャラクターに加え、つぐみの後輩やさつきの両親が
立ち絵付きで登場しましたが、さつきの両親はともかく、つぐみの後輩は
そのポテンシャルを、十分に発揮出来なかったのが少々残念でしたね。
最後に主人公についてですが、本編と変わらない所も多々ありますが
自分の大好きな彼女と同棲を経験する事によって発見した新たな問題に
真っ向から立ち向かっていくシーンは中々にカッコ良かったです。特に
奈々子の個別ルートでの終盤の勢い任せとは言え、あれだけの発言を
したのはカッコ良かったです。